日々の記録。

プログラミングのメモや感じた事などを記録。

デバッガを多用し、ログを利用しない開発者

 エラーログ、状態変化ログ、操作ログ、必要に応じて出力すること。

 最近、他社が開発したアプリケーションと、自社アプリケーションの接続試験を行った。その試験では問題があると、他社の担当者がすぐVS2010を立ち上げ(開発はC#だった)、デバッガにより原因を探すという光景をよく目にした。

 デバッグを始められてしまうと、関係者は待つだけになってしまう。試験が進まなくなる。デバッガに頼ると、

  • もう一度同じ状況を作る必要がある(そして再現しない可能性がある)
  • 原因の特定に時間がかかる(担当者のスキルによる)
  • デバッガの操作に時間がかかる(担当者のスキルによる)
  • 問題を対処しようとする(試験を止めない程度のバグなら、先に試験をこなそうよ)

といった色々な問題点がでてくる。もちろんデバッガを使う状況もあるだろうけど、エラーログ、状態変化ログ、操作ログ、必要に応じて出力してほしい。